国会議事堂 Riksdagen も夏休み

7/13/2013

スウェーデンでは7月は伝統的に夏休みの時期。多くの人は4週間程度の休みをとる。日本だったら4週間の休みはありえないかもしれない。Facebookで夏休みだ~!とコメントしている友達が毎日増えている。 スウェーデンの国会も夏休みをとる。今は国会も夏休み中だけど、議員たちはゴットランド島という島に集まっている。1週間くらいの間、議員たち、NGO、いろんな活動家、企業などがゴットランド島にあつまって、政治の祭典(民主主義の祭)が行われているのだ。色々なセミナーが行われていたり、政党の党首が毎日スピーチをしたりして、その様子がテレビで毎日放送される。一般の人はこれに参加するために島に集まってくる。今年は2万人近い参加者になったらしい。 この祭典のきっかけとなったのは、スウェーデンで愛された元首相オロフ・パルメOlof Palmeの活動。パルメさんは首相になる以前の1968年、このゴットランド島でトラックの上からスピーチを始めた。それが次第に大きくなり、1981年からは全ての政党が参加し始め、2000年代になってから本格的に大きくなっていって今の形になっていった。スウェーデンは夏休みの間でも政治が活発だ。 友達は夏休みの間、自転車で旅をしている。

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元首相のオロフ・パルメOlof Palme。ゴットランド島でトラックの上からスピーチしてるところ。

 


ゴットランド島でスピーチをする緑の党の党首Gustav Fridolinさん(30歳)。



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