スウェーデンのウール刺繍
2/16/2014Yllebroderiと呼ばれるスウェーデンのウール刺繍。スウェーデンの南部スコーネ地方によくみられる刺繍で、その名の通り、ウールの生地にウールで刺繍をしていきます。古くは自給自足の形で、各家庭で羊毛を刈り取り、糸を紡ぎ、染め、ウール刺繍のクッションやタペストリーを作り、部屋を装飾しました。フリーステッチで描かれる模様は花や鳥など自然をモチーフにしたものが多く、暗く寒い長い冬の間、自然のモチーフを家の中に飾ることで遥か遠くの春の訪れを身近に感じていたのでしょう。このクッションは黒地に黄色や水色、白色、薄桃色で鮮やかに植物が刺繍されています。
2001年にはスウェーデンの刺繍作家、Ingrid Eggimann-Jonssonによる「YLLEBRODERIER」というウール刺繍の本が出版され、人気を集めました。
リーフが踊っているよう。
パインバスケットと一緒に。とてもよく合います。
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ウール刺繍 タペストリー
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