© 1964 AB SVENSK FILMINDUSTRI ALL RIGHTS RESERVED |
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スウェーデンから最高な夏が届きました。スウェーデン映画「なまいきチョルベンと水夫さん」 という映画が今年の夏に日本で上映されます。もともとはAstrid Lindgrenが脚本を書いたテレビ番組のシリーズ。1968年に映画化されました。
チョルベンのテレビ番組はスウェーデンで長く愛されて何回も再放 送されました。 僕も70年代の時にチョルベンと彼女の愛犬ボーツマン( 水夫さん)に初めて出会いました。舞台はストックホルムアーキペ ラゴ(ストックホルムの群島)。僕も子供のころチョルベンみたいにストックホルムアーキペラゴのあ る島で過ごしました。島でずっと住んでいる子供たちと、夏の間だけ島で過ごしている子供たちが一緒になって、自然のなかで、そこでチョルベンみたいに愛犬と一緒に、海や森、岩とともに毎日冒険しました。
riyota
フリーマガジンSCHOP主宰 上原敏さんによる編集・発行のインタビュー誌『VU(ヴュウ)』創刊号が届きました。「名古屋をはじめ、東海エリアにおける様々な時代とそこに生きた人々の声を証言として記録する名古屋発のインタビューブック」です。ブックデザインはコロンブックス湯浅さんが担当されています。僭越ながら『VU(ヴュウ)』創刊号に、店主リヨタの文章も掲載いただいております。店頭にて販売中です。ぜひお手に取ってご覧くださいませ。
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『VU』は、古くこの地域とシュルレアリスムに縁のあった北園克衛、山本 悍右らが携わった雑誌『VOU』を思い出させる。知的な刺激と好奇心を持っているVUの編集者上原さんは、ある日僕のところに来て、今、彼が進めている新しい本のプロジェクトの為に原稿を書いてくれないかと尋ねた。彼は僕に僕自身のこと、シュルレアリスムのこと、日本について書いてほしいといった。僕は英語で原稿を書き、スウェーデンで知り合った僕の古い友人のサチオが短時間というプレッシャーの中、翻訳してくれた。
『VU』創刊号の中にはこの粛然とした空気を持つ本をデザインしたコロンブックスの湯浅さんのインタビューもある。グレーの厚紙の隅に置かれた白い正方形に、縦にVUと縦に書かれたこの本のデザインが僕は好きだ。 笠松リヨタ