北欧の民芸 チップカービング その2

1/31/2016



前回に引き続き、北欧の民芸チップカービングをいくつか。

前回紹介した箱以外にも様々なものにチップカービングの彫刻がみられます。





時々見つかる彫刻の写真立て。窓を少し左によせて、円や三角を組み合わせ、間を彫っていく。とても良い雰囲気の木製フレームでした。





あまりみかけない、レザーの型押しのフレーム。


伝統的なカップ。



チップカービング以外も含まれていますが、スプーンの柄に彫刻を施すのは昔からよくみられました。こちらはストックホルム北方民族博物館で。

photo by Upplandsmuseet
チーズの型。固めると表面に模様がつくようになっています。装飾目的だけではなく、菌が入り込み、チーズがおいしくなるのだとか。





番外編。チップカービングは手間がかかるので、ほとんどが小箱なのですが、珍しく幅40-50cm程の大い箱をみつけました。すごい、と思ったら、途中までで終わっていた。5面すべてに彫刻するのは大変だよね、と、なんだか納得。制作過程がわかる細やかな下絵をみることができて、ユニークな出会いとなりました。続きを彫ってみるというのも面白そうかも。


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