LAVVO EXHIBITION 「リンネの採集旅行」 の期間中に、LAVVOさんによるサーミのピューター刺繍入りペンダントのワークショップを開催させていただきました。
今回は、トナカイの革と、ピューターの糸をつかって刺繍をしたフェルトを組み合わせたペンダントを作成していきます。まずはフェルトにピューターの糸をつかって刺繍をすることから始まりました。
先の細くなった道具を使いながら形をつくり、針を使って模様を縫い上げていきます。細かい作業で、なかなか時間がかかります。
ピューター(錫)の糸をつかって刺繍を施すのは、世界でも北欧の北方民族サーミの人たちだけに見られる方法なのだそうです。
2時間半~3時間の間、みなさん黙々と作業し、集中していらっしゃいました。
刺繍したフェルトをトナカイの革で挟み、縫い上げます。革とフェルトの部分にもピューターの糸で刺繍して飾ります。
最後に紐を通して完成。
それぞれの個性が光る作品が出来上がりました。サーミのピューター刺繍は、なかなか制作過程を知ることがないので、とても貴重で楽しいワークショップとなりました。参加してくださった皆様、教えてくださったLAVVOさん、本当にありがとうございました。